こんにちは!
ラクスパートナーズ採用担当です。
今回、未経験からエンジニア職で入社し、現在はエンジニア採用担当をしている森田さんにインタビューしました!
プロフィール
森田 真広採用部 エンジニア採用チーム
大学卒業後、医療法人に就職し、病院にて経理や仕入れを担当。2021年4月、ラクスパートナーズにインフラエンジニアとして入社し、インフラ構築プロジェクトを経験。2022年11月にエンジニア採用チームに加わり、年間約300名のエンジニアの採用に携わる。
未経験でエンジニアを目指した背景を振り返っていただくとともに、入社後の研修や現場での仕事、キャリアチェンジした現在についてオープンに話してくれました。
未経験からエンジニアにチャレンジしようと思われている方は必見です!
Table of Contents
将来への危機感が募り、未経験からエンジニアへ
-なぜ未経験からITエンジニアに転身したのですか?
前職で医療法人に勤務し、ITの必要性を痛切に感じたからです。
同法人ではカルテの電子化は進んでいたものの、稟議書や伝票などのやりとりには依然として“紙文化”が根強く残っていました。世の中ではさまざまな面でデジタル化が進展する一方、私はというと、旧態依然とした事務に終始するのが日常。このままでは取り残されてしまう、将来を見据えてITの専門スキルを身につけたい。そうした思いがふくらみ、やるからにはITエンジニアをめざそうと決めました。
-その舞台としてラクスパートナーズを選んだ理由は?
研修が手厚いことに惹かれたからです。
前職ではオフィス系ソフトは使っていたものの、システムの仕組みやプログラミングなどについてはまったく知識がない状態でした。そのため、ITについて基本的な知識・スキルから学ぶことができ、未経験からITエンジニアとしてのキャリアをスタートできる企業を探しました。
なかでもラクスパートナーズの研修内容は実践的で、入社後約3ヵ月間、同期入社の仲間と一緒にみっちり学べると聞き、ここでチャレンジしたいという気持ちが高まったことを覚えています。

研修で厳しさに直面。だからこそ成長できると実感できた
-入社後、研修を受けてみてどうでしたか?
ある程度の厳しさは覚悟していました。しかし、実際に受けた研修は想像の10倍厳しく、大変でした。見聞きしたことのない用語が次々と出てきて、「?」の連続。まるで言葉のわからない外国で授業を受けているような感覚でした。
-どう乗り切ったのですか?
同期の存在が大きかったですね。
私を含め19名のインフラエンジニア志望の仲間と研修を受け、私と同じく未経験スタートの仲間が多くいたので、「自分だけじゃないんだ。一緒にがんばろう!」と励みになりました。
なかにはシステムやプログラミングについて詳しい同期もいて、研修後にみんなで囲んで「これどういう意味?」「この解釈であっている?」と質問しては教えてもらっていました。もちろん研修講師の方々にも質問攻め。皆さんが親身に向き合ってくれて、納得のいくまで解説してくれたので心強かったです。
-研修後にはどんな案件に加わったのですか?
物流企業の倉庫管理システムに携わりました。
開発業務の効率を高めるために、バグの検知や動作確認などを行うテスト業務の自動化プロジェクトが立ち上がり、私はインフラエンジニアとしてサーバやネットワーク等のインフラ構築を新規で担いました。
-なかなかハードルの高そうな案件ですね。
そうなんです。新規の構築なのでマニュアルがあるわけではなく、果たして未経験スタートの私に務まるのだろうかと、正直不安もありました。
でも、私にとっては望むところ。研修でガッチリと土台を固められたという手応えがあったので、少し背伸びするくらいの案件でスキルアップをめざせることにモチベーションが高まりました。
こうしたプロジェクトを早々に経験できることも、ラクスパートナーズの大きな魅力です。実際、配属後の私は、研修で学んだことをベースに、新しい知識・スキルを柔軟に取り入れることができ、有意義な日々を送ることができました。

「支えるやりがい」を味わい、エンジニア採用チームへ異動
-エンジニアの仕事を経験後、採用チームへ異動したのですね。その理由は?
エンジニアのキャリアをサポートする側へ、興味が向いたからです。
ラクスパートナーズには「キャリアサポート課」という部署があり、エンジニアの悩みや課題の解消、スキルアップ、キャリア形成などについて面談等を通して親身に支援してくれます。私もエンジニア時代、キャリアサポート課の皆さんのおかげで、自らのキャリア形成を広い視野で考えるようになりました。
また、当社にはメンター制度があり、新入社員に対して先輩エンジニアがフォロー役として付いてくれます。私も先輩がいろいろと相談に乗ってくれたおかげでスムーズに業務や職場に慣れることができました。2年目になると「次は私が後輩をフォローしよう」という気持ちが高まり、後輩をフォローするメンターを志願。後輩の成長を後押しすることにやりがいを強く味わうことができました。
-支えられた経験が、「支えたい」という意欲につながったのですね。
そうなんです。キャリアサポート課にも「支える仕事に興味がある」と伝え続けたところ、エンジニアの採用強化をめざす採用部への紹介があり、採用担当へのキャリアチェンジを決意。エンジニア志望の皆さんのキャリアの入口をサポートする仕事に就くことができました。
エンジニア経験を生かし、できるだけリアルを伝える
-採用担当としてどんな仕事を行っているのですか?
私と同じように未経験からITエンジニアをめざす方々に向けて、求人メディアを活用した情報発信やスカウト、応募対応、カジュアル面談や面接などの選考フォローなどを行っています。
-採用担当として、どんなやりがいを感じていますか?
エンジニアをめざす皆さんの不安や懸念をできるだけ取り除き、キャリアをスタートできるようにフォローするのが採用担当としての役割だと思っています。
そのため、応募者の方々とメールや面談等を通してコミュニケーションを取り、「チャレンジしたい」「ラクスパートナーズに入社したい」と、モチベーションを高めてもらえるとうれしいですし、入社後の活躍ぶりを耳にすると、キャリアの後押しができたことにやりがいを実感します。
-応募者とはどのようなやりとりをしているのですか?
「未経験でも本当に大丈夫?」「どんな環境で働く?」「先輩のサポートは受けられる?」など、応募者の皆さんが気になることに対して、自らのエンジニア経験を生かして率直にお答えしています。
その際には、入社後に「こんなはずではなかった」とギャップを感じることのないように、よい面ばかりをとりつくろうのではなく、厳しさやネガティブな面も含め、できるだけリアルな情報をお伝えするようにしています。
-自身が直面した研修の厳しさについても?
もちろんです。実感を込めて大変だったこと、同期の存在が心強かったこと、研修があったからこそ自信をもって案件に挑めたことなどをざっくばらんにお話ししています。
-応募者の皆さんの反応は?
嬉しいことに、「ラクスパートナーズでがんばりたい」と気持ちを固めてくださる方が多く、入社後も前向きな姿勢でチャレンジしてくれています。
例えば、一次面接の段階ではITに関する知識がほとんどなかったものの、素直で吸収力があり、大きなポテンシャルを秘めた方。私は次の選考に向けて「この本を読んでおくといいよ」とアドバイスしたところ、即実践してくれて、内定・入社に至りました。
その方は入社後の研修でも人一倍努力し、研修後の成果発表会ではチームのリーダーとして見事なほど流ちょうにプレゼン。私もその場で聞き入り、頼もしく成長した姿を嬉しい気持ちで見守りました。

求職者の皆さんへメッセージ
-キャリアについても、採用担当としてアドバイスするのですか?
はい、私にできることはすべて注ぎ込んでいます。
ラクスパートナーズではエンジニア採用を職種別に行っていますが、エンジニア未経験の方にとっては、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニア……と聞いても、そもそもどんな違いがあるのか、それぞれどんな人が向いているのかが見えにくく、選択に迷われることが少なくありません。そうした職種の選択についても、面談・面接等で感じ取ったその方の志向や性格、強み・弱みなどをふまえ、向いている職種を提案するように心がけています。
-どういう風に?
例えば、コミュニケーションが得意で、ITに関してはこれから学ぶという方にはQAエンジニアをおすすめすることがあります。業界未経験の方には聞きなれない職種かと思いますが、QAエンジニアは、開発中のシステムの動作確認やバグの検出などを通して、品質を担保するという重要な役割。開発チームとバグの原因究明や改善点の検討などを行う場面が多いため、コミュニケーションがカギになり、システム全体を理解するうえでも適した職種だといえます。
他の職種についても同様です。
応募者それぞれの持ち味と仕事の特徴をふまえ、職種選択をするうえで必要な情報や判断材料を提供しています。
-では最後に、求職者の皆さんへメッセージをお願いします。
本気でITエンジニアをめざしたいという思いをお持ちなら、ぜひラクスパートナーズを選んでください。研修やキャリアサポートの手厚さ、プロジェクトやキャリアの選択肢の広さなど、めざすエンジニア像を実現するためのチャンスやサポートに恵まれた環境だからです。
選考とは別でオンライン採用説明会やカジュアル面談を随時行っていますので、ぜひ気軽に申し込んでいただきたいと思います。「まずは話だけでも聞いてみよう」というスタンスでも構いません。
私の経験や知識、情報を惜しみなくお伝えしながら、皆さんのキャリアのお力になれると嬉しいです。
※所属・役職は取材時点(2025年2月)のものです。