高山様:事業内容は、「ソーシャル経済メディア」の形式でニュースコンテンツ、他社さんのニュース記事のキュレーション、それに対するユーザーさんからのコメントを主軸に事業を行っております。
広い括りではメディア企業ですけれども、自社のテクノロジーを活かし、事業の強みとしています。
高山様:将来のビジョンとしては、より自分たちの強みを研ぎ澄ませて、シンプルに、より多くの方に価値を提供するという想いで開発しています。UIはシンプルだけれども、レコメンドによってコンテンツを変えるなど、様々なユーザーに寄り添うようにしたいですね。
現在当社では、データをより正しく集めて、活用の範囲を広げる動きがあります。社内外に散らばっているデータを収集し、ユーザーの行動分析やマーケティング効果の分析に活用するというゴールがあり、ラクスパートナーズさんにはこの基盤構築を手伝って頂いています。
高山様:当社はUZABASEグループとして、「自由主義」をすごく大事にしているので、働き方に関しても自由で、個人個人の働き方の自由意思を尊重するという考えがあります。
雇用形態に対しても、正社員と、派遣・契約・フリーランスの方の間に区別を持たずに人員計画を組んでいます。
業務委託で関わって下さる方も、スキルや経験があれば社内的には高い職位という形で働いて頂いています。
採用候補の方一人ひとりのスキルやポテンシャルと向き合い、当社の人員リソース戦略の中で柔軟に対応しています。
ですので、プロジェクト単位で忙しい時のバッファで増強する、即戦力を期待するという一般的な派遣社員の使い方というよりは、長期で、うちのドメイン知識を持って頂いたり、場合によっては教育して、ご本人たちの成長が我々の事業成長につながる、つまり社員と同じような働き方をして頂くのが我々の求めているところです。
ただ、今後は状況に応じて短期でプロジェクトに特化した人員やリソースの調整という部分での活用も検討に入ってくると思います。
高山様:事業を推進していく上で新規のプロダクト開発だけではなく、既存のプロダクトの細かい修正など守備よりの開発ポジションも当然出てきます。
エンジニアの技術力を考慮した人員戦略では、そうした守備寄りの開発をジュニアレベルのエンジニアの方にお任せする機会は多いですね。
極端な話全員がシニアエンジニアだったら、それらの開発にかかるコストが高くなってしまいますから。
ジュニアレベルのエンジニアの方を派遣やフリーランスで採用し、我々と共に成長して頂くのはこうした意味もあります。
新卒も数名採っているので、新卒メンバーはそういった守備寄りの開発を担当してもらうことは可能かと思います。
しかし新卒メンバーには、早いうちからプロダクトのコアに関わってほしい。
それぞれのタスクの内容で、新卒が当社のドメイン知識や事業への理解を深めていくという方向と、派遣の方がどこでも使えるスキルを伸ばすという方向では携わり方が違うと考えています。
高山様:ラクスパートナーズさんとのお付き合いは2017年頃になります。(当時は(株)ラクスHR事業部)
先ほどお伝えしたようにUZABASEグループの人員戦略として雇用形態にこだわらずフィットするエンジニアの方と働いていきたいという思いから、いくつかのパートナー企業に依頼している中でご提案頂いたのがMさんでした。
彼を採用した理由は、率直に申し上げると彼の資質が当社にフィットしたからです。しかしMさんも、そのあとに参画しているAさんも、いい意味で「ラクスパートナーズのカラー」がちゃんと出ていました。
高山様:ラクスパートナーズさんのメンバーは、皆勉強熱心だという印象があります。
進んで自らの実力を高めるという行動にすごく貪欲だし、ラクスパートナーズ内でのLT大会に登壇しているとも聞いています。
当社でも与えられた仕事に対して常に積極的に、それが自分の実力向上につながるんだという信念のもと業務にあたってくれるので、そのあたりが非常にフィットするところですね。
彼らが調べて持ってきてくれている情報が当社の中でもいい刺激をもたらしてくれています。
あと、Aさんの場合だと、僕たちの技術だけではなくて提供するサービスや仕事のやり方に対する理解もあって、すごくチームにフィットしていますね。
そういう面でも信頼出来る方だなと思っています。
彼の場合、色んなことをこれまでもやってもらっていますし、器用に吸収してくれるだけではなく、自らプライベートに勉強をして、仕事に活かすというサイクルを積極的にやってくれています。どんな仕事を振ってもこなしてくれるんだろうなという安心感がありますね。
高山様:ラクスパートナーズさんからはジュニアレベルながら、ポテンシャルの高いエンジニアの方をこれまで複数派遣頂いています。
ラクスパートナーズさんのエンジニアの方は非常に向上心が高いので、事業には直接密接に関連しているかどうかに関わらず、自分が新しい知見を得られるかという観点から、どんなものも非常に積極的に取り組んで頂いています。
ラクスパートナーズさんの企業としての良さは、ジュニアエンジニアの成長にコミットして頂いている点ですね。
単純に人を横から横へ流す仲介業ではなく、営業先に対して質の高い人材を輩出できるようにと教育をしっかりされている。
抱えているメンバーを商材として見ておらず、1人の社会人、エンジニアとして見て、彼ら自身のキャリアアップについてちゃんと考えていただいているのが良いところかなと思っていますね。