小さく試して大きく育てる。
その過程を楽しみ、新市場を切り拓く
INTERVIEW

鈴木 隆佐

第3営業部 CCL課 課長 鈴木 隆佐

大学卒業後、会計パッケージシステムの営業職や会計事務所の会計業務を経験。2012年1月、ラクスHR事業部(現ラクスパートナーズ)にインフラエンジニアとして入社する。1年間、お客様先でエンジニア業務を経験し、営業部へ異動。開発、クラウド、機械学習の3サービスの営業に携わり、現在は営業マネージャーとして牽引する。

急速に進展する機械学習。その担い手不足に切り込む

近年、機械学習やディープラーニングの発達が急速に進み、「第3次AIブーム」が到来しています。現在、その担い手である機械学習エンジニアを担当し、顧客企業への技術支援を行っています。

スマートフォンで写真を撮ると、アプリが人物の顔を認識して加工を施したり、自動車に装着したセンサーが周囲の状況を認識し、自動運転をアシストしたりと、AIや機械学習の活用はここ数年で私たちの日常にも広がり、技術が加速的に進化しています。

また、日本では少子高齢化が進み、労働人口不足に直面するなか、これまで人力で行っていた仕事をAI化させていく必要性が叫ばれています。現に、例えば工場や物流倉庫では、商品の検品にAIによる画像認識が活用され、オートメーション化が進んでいます。

このように、機械学習エンジニアは日常の暮らしからビジネス、エンターテインメントまで、あらゆるシーンに必要とされ、その将来性、社会的意義はますます高まっていくと考えています。

その一方で、機械学習システムを開発できる人材は圧倒的に不足し、今後も人材の需要に対して供給が追い付かないと予測されています。機械学習エンジニアには高度な技術と知見が求められ、他のIT領域に比べて敷居が高いことがその背景の一つにあげられます。

そうした顧客(市場)の人材不足に対し、優秀な機械学習エンジニアをより多く輩出し、社会の課題解決に貢献すること。それが、当チームのミッションなのです。

「本質」を理解したエンジニアを育成・輩出する強み

もちろん、当社のみならず、競合他社も機械学習エンジニアの育成に力を入れています。では、当社は他社とどう差別化し、独自の価値創造に挑んでいるのかというと、エンジニアに対して「本質的な」教育・研修に取り組んでいる点に大きな特徴があります。

機械学習システムを実装するために、プログラミングスキルやデータベースの知識を習得すること。それももちろん大切ですが、それだけでは本質は見えてきません。機械学習をどう活用するのか、どんなシステムにまとめあげていくのか、市場ではそうしたしくみづくりから担える人材が求められ、そこには数学や統計学の素養・知識が不可欠なのです。

当社では機械学習エンジニアを志す方々の中でも、数学や統計学の素養を持った方々を正社員として採用しています。そして、入社後の研修ではテクニック面のみならず、専門講師が数学や統計学、アルゴリズムなどの考え方からレクチャーし、機械学習やAI、データサイエンスの本質を理解したエンジニアを育成しているのです。

ここに大きな差別化があり、当社はまさに市場に求められている、市場価値の高い機械学習エンジニアを育成・輩出しているという自負があります。

まだまだ手探りの状況だからこそ、「対話」を重視

機会学習エンジニアにおける技術支援は、2019年にスタートしたばかりの新しいサービスであり、私たちは日々仮説と検証を繰り返しながら業務を進めているところです。市場全体を見ても、まだまだ研究段階にある技術領域ですから、手探り状態だといえます。

だからこそ、自分たち次第で一気にサービスを拡大することができ、まだ顕在化されていないニーズを掘り起こし、社会の課題解決に大きく貢献できるものと考えています。

そのために私が意識しているのは、まずは担い手であるエンジニアを最優先に考えること。当社の根幹にある「エンジニアファースト」の考え方であり、この軸はどの領域においてもぶれません。

なかでも機械学習は新しい分野であるため、エンジニアとしても「どんなプロジェクトに携われるのか」「どんなキャリアを描けるのか」が見えにくい状況にあります。それだけ大きな可能性を秘めている分野であり、エンジニア一人ひとりによってその可能性は異なり、スキルもバックボーンもキャリアへの思いも異なります。

そのため、私たちはエンジニア一人ひとりと日頃から対話を重ね、それぞれの思いを共有することに努めています。そして、顧客や市場のニーズ、課題、求められるスキルセットの傾向などをリアルタイムに伝え、キャリアの方向性を一緒に考え、エンジニアにとって最適な就業先とのマッチングを図ることに尽力しています。それが、エンジニア個々の成長と活躍に結びつき、ひいては顧客企業、社会への貢献につながるという考えです。

メンバーが主体となって考え、行動することを促す

そして、チーム内で大切にしているのは、「メンバーが主体的に考え、行動するチームづくり」です。機械学習はまだまだ手探りの状態にあり、チャレンジングな段階ですから、上長の私も「こうあるべき」という正解を持っているわけではありません。むしろ日頃からエンジニア・顧客企業の双方と接し、最前線を担うメンバーこそ、これからの指針となる意見やアイデアを持ち合わせていると思っています。

メンバー個々と毎週のように行う1on1では、私はおもに聞き手に回り、メンバー自らが課題を掘り下げ、それに対して何をどうすればいいのかを考え、行動に移すように促しています。チームミーティングにおいても、私が議題を設定するのではなく、メンバーたちが自由に、フラットに意見を出し、それに対してブリーフィングを重ねるというスタイルで進めています。

当チームには入社1年目、2年目の若手メンバーが多いのですが、「過去の顧客アプローチリストを再検証し、エンジニアとのマッチング率を高めていきましょう」「メールマーケティングの新しいツールを導入してみましょう」など、積極的に意見やアイデアがあがり、自分たちが主体となって実践に移してくれています。チャレンジを楽しみ、力強く成長している姿に、頼もしさとうれしさを感じているところです。

小さく試して大きく育てる。最後までやりきる

ラクスグループではリーダーの行動指針「リーダープリンシプル」をグループ全体で共有していて、その一つに「小さく試して大きく育てる」という言葉があります。

私たちが実践しているのが、まさにそう。メンバーたちからあがってくるアイデアもそうですし、機械学習エンジニアという領域自体がまだまだ未開拓であり、新しいチャレンジの連続なのですから、小さな試みから仮説と検証、改善を繰り返し、大きく育てていこうとしています。

新しいチャレンジには、困難もつきものですが、妥協するのではなく、つねに次なる策へ挑み続けること。そして、結果にこだわり、最後までやりきること。私はその姿勢を常々意識し、メンバーたちと一緒に大きく育てる過程を楽しんでいます。

他領域を巻き込み、シナジーの発信源になりたい

私はインフラエンジニアとして入社し、エンジニアの実務を経て営業に転身し、開発、クラウド、そして機械学習という当社の全サービス領域の営業を経験してきました。この経験を活かし、機械学習の事業拡大はもちろん、開発、クラウドのチームと連携できることを考え、より大きなシナジーを生み出していきたいと意気込んでいます。

当チームはその発信源になれると思っていますし、メンバー一人ひとりが自ら発信し、行動する力を磨き、チーム全体の発信力や推進力を高めていくことをめざしています。まさに今、大きな成長に向けてチャレンジしているチームですから、社歴や立場にかかわらず、意見やアイデアを発信し、自らの手で実践していくおもしろさにあふれた環境です。

自ら主体となってチャレンジしたい。仲間と一緒に大きな成長を叶えていきたい。そんな気持ちをお持ちなら、きっと楽しく仕事ができ、キャリアの可能性を広げることができるはずです。